鶴の恩返し

私が以前働いていた会社の社長さん。
私の母と同い年でなかなかのハイカラさん。
給料は決して悪くはなかったけれど、
ボーナスはほぼ無く、昇給もほぼ無かった。
でも、従業員全体が一致団結していたように思うし
とにかく仕事をきっちりこなし会社の評価も高かった。

私もそこで働くひとりとして、会社のためにがんばろうと
思っていたのはなぜかと言うと、社長さんが従業員を
とても大切に扱ってくれていたからだと思う。

経営不振でちょっとあったボーナスがほぼなくなった時も
従業員のボーナスは半分になったけれど、社長さんの
ボーナスはゼロになったし、給料も従業員のは一円も
下がらなかったけれど、社長さんのは20%ダウンさせた。

現場で働く人は就業形態が月額と日割りの契約があり、
仕事が少ない時は月額で一定の給料がもらえる人を
休ませて、日割りの人達に仕事を割り当てて、
普段と同じ額が給料としてもらえるように調整していた。

事務員の就業時間も1日7時間半で、残業はせず
早く帰りなさいといつも言っていた。
その理由は、家に帰って食事の支度をしないといけない
だろうから遅くなると家族にも迷惑がかかる、と。

従業員がいてくれるから会社が成り立つ。
今の会社があるのは従業員のおかげだと言っていた。
そんな彼の感謝の気持ちが何かにつけ見えたから
私も恩返し的な気持ちでいられたのだと思う。


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裕美子さんへ

ホントにねぇ。
だからこそ、社員も一生懸命がんばろうと思えるんだなと
思いました。
意図してやっていないところがまた泣ける。
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